ゴーとアニソンダンスバトル 〜溢れ過ぎる音楽愛〜

かれこれ２週間も前になってしまったが

涼宮あつき(WASEDA BREAKERZ/RAB) 主催
アニソンとしては初のクルーバトル

『アキバナ・ファミリア』

にジャッジとして参加させて頂いた。

率直な感想としては、、、

めちゃめちゃ面白い！！楽しい！！！

あの空間を体験出来て本当に良かった。

楽しい！！！

と言ったものの自分は
アニメ・アニソンというものに対して
だいぶ無知な人間。

思い返せば幼少期の我が家の家訓として

食事中にテレビは着けない

というものがあったので

19:00〜20:00のアニメのゴールデンタイムや
日曜の朝にやっているものを観れなかった。

ドラゴンボールやスラムダンクを
リアルタイムで観てない系男子だ。

時間的にギリギリ観れたものが
忍たま乱太郎やちびまる子ちゃんだった記憶がある笑

そんな状態のまま多感な時期を送ってしまったため
アニメに対するモチベーションが
あまり高くない。

(反動か、大人になってからマンガを買い漁ったり、ディズニーチャンネルばっかり観てた時期があった笑)

そんな自分でも楽しかったのだ。

その要因としては

・テンションが高い

リアクションがストレートで
予選通過を全力で喜ぶ、優勝したら大号泣。

バトルの予選から決勝まで
一貫してテンションが高い。
全てが決勝戦レベル。

バトル中も曲が変わる度盛り上がる。
全てが嘘じゃないハイテンション。
すごいことにDJタイムも笑

・全員が参加者

上記のテンションは出場者だけじゃなく
お客さんも同様。
なんなら曲をかけたDJさんが一番ハイ笑

更に、合いの手がある曲になると
味方・敵・お客さん関係なく
一瞬バトルということも忘れるくらい
音楽と一つになる。

・音楽と映像がリンクしている

これはまさにアニソンならでは。
DJだけでなくVJがいて
選曲とOP・ED映像がリンクしている。
DJタイムだけでなくバトル中も。

曲が変わる度に皆チラッと
プロジェクターに目を向ける笑
(これに関してはイベントの規模で有無があると思われる。)

このようなところだが

正直言って羨ましさすら感じた。

最近自分が参加したダンスのイベントの中では
群を抜いて盛り上がっていた。

音楽愛に溢れ
全員がイベントを楽しみ
斜に構えたやつがいない。


もちろん自分がいるシーンを
批判したいわけじゃない。

ストリートダンスシーンは恐らく
熟しているがゆえに悩みのレベルが高い。

それぞれのスタイルや好み、こだわりが
どんどん細分化・専門化しているし
バトルの数が増えてくると参加者の目が肥える、

かかる音楽にたいしても鈍感になりやすい。
(新譜の少ないジャンルは特に)

手放しに全てが良かったと言える程
参加者のニーズは単純ではなく多様化していて

そうなると１つに戻るのが難しいのは当然。

想像するに

ストリートダンスシーンだって
初めてバトルが行われた年は恐らく今のアニソンダンスシーンの様に
全員が盛り上がり、叫び、結果に対する一喜一憂のレベルも尋常じゃなかったはず。

別に悪いことではないと思うし
それに対する解決策が思い付くわけではないけど

アニソンシーンには
熟してもピュアでいて欲しい
と強く感じた。(勝手に)

一言にアニソンと言えど
年代の古いものもあれば
2017年に毎シーズン新譜も出るし
Rockからデジタルまで
音楽の幅がとても広くて

多様な音楽と
それに対する高い純度の好き

いいなぁ。

自分もそうあり続けたい。
薄まる感情の再認識。

嘘はつけないけど
斜に構えず
目の前のことに全力で
真っ直ぐに。

優勝の瞬間

 よく知ってるけどアイドルだった人達笑

刺激をくれる同い年

ちなみに良いものをもらって先日出場したクルーバトル。
www.goyamashiro.com

個人的にゴーヤさん達が
お気に入りだった、坊主の人やばい笑
他にも面白い人達がたくさんいた。

今度は普通に観に行きたい！

好き嫌いや何をカッコ良いと思うかは
人それぞれだけど
ストリートダンサーにはあの熱量

一度体験して欲しいなとオススメ。

ジャンルのことを言わせてもらうのであれば
アニソンロックダンサーには
FUNKで踊るロックダンスの楽しさも

もっと知ってもらえたら嬉しい。

そしたら相互に良く作用するはず。

(書いてみてこれは自分にも言えるなと気付く。ブラックミュージックの雰囲気は外さないと言えど)

あつきをはじめとする
アニソン愛に溢れた皆様
素敵な気付きを心からありがとう。

おまけ

 以前のうちとあつき邸の距離感笑