ゴーとゼノン 〜2倍のコミュニケーション〜
複数人で会話をする場面が増えたここ1,2ヶ月、コミュニケーションについてよく考える。
皆で物事を良い方向に向かわせるために
建設的な話し合いをしていても
限られた時間でスピード感が求められる現場では、どうしても発言をする人間が限られてしまう。
人には適材適所があるし
経験値もバラバラなので
仕方がない
と言ってしまえば
それまでなのだが
その一言で片付けず
ここに成長のチャンスを見出す
考え方を紹介したい。
『自然は人間に一枚の舌と二つの耳を与えた。 だから人は話すことの二倍だけ聞かなければいけない』
ゼノン(古代ギリシャ哲学者・詩人)
コミュニケーションというと
“話す” というイメージが先行するけど
大切なのはやはり “聞く” だなと
思われされる一言。
しっかりと聞くことにより
相手もしっかりと聞いてくれる。
より良いコミュニケーションを目指して
聞く姿勢、話しやすい環境をつくること。
どんな意見でも遮らずに聞くこと。
そこで気付いた “違い” に学びがあること。
といったようなことが
ゼノンの言葉から
考えられるところであるが
もう一歩踏み込んで
この2倍聞くという考えを
話す:聞く ー 1:1
に戻すために
1の会話を2倍の濃度にする。
これだなと感じた。
ターンを増やすのではなく
会話の無駄をなくして
明確に伝えること。
しかし
発言を求められる現場で
これをいきなり行うのは難しい。
コミュニケーションだって練習が必要だ。
だから
日常の会話一つ一つから。
当たり前に送ってる毎日が
全部自分に返ってくる。
人の気持ちを汲み取れ
話すのが苦手で片付けるな
聞けない人も練習
話せない人も練習
成長には痛みを伴うけど
それすらも楽しんでいきたいね。
そういう自分が一番練習。
毎日がトライ&エラー!