ゴーとサルサ探索
キューバの目的サルサ
着いた当初は1人、全く情報がなかったので
道端で近付いてきた怪しいおじさんに
どこかで習えるのか聞いてみた。
するとおじさんは
「連れてってあげる」と言った。
しばらく歩くと
「モヒートを飲んでこう」と言い始めた。
でた。
親切の切売り。
ガイドブックや旅行サイトに
散々注意書きされる
親切にしておいてお金や食事を要求するテクニック。
観光産業で成り立つ国の裏側。
わかってはいた
が
サルサのために奢ってしまった。
怪しいおじさんと飲むモヒートの味は格別だ。
なんとかサルサ教室へ連れてってもらい
グラシアスを伝えると
今度は「飯を食べよう」と言い始めた。
いいよ!
と言って
歩き出したおじさんに背を向け
照りつける太陽の下を走った。
心地良かった。
そんなわけで教えてもらった教室
レッスン料は¥1,600/hくらい
マンツーマンなので日本の感覚だと安い。
けど前述の通りこの国ではすごい価格だ。
せっかくキューバに来たのならと
サルサを習ってみる観光客が主な客層
といった印象。
歴史のある教室らしい。
初めて習うサルサは新鮮で興味深く
習う喜びでいっぱいだった。
キューバに着いて5日目
トリニダという町へ行き2日間過ごした。
田舎の小さな町。
円形の虹を見た。
可愛い犬もいた。
鍾乳洞の洞窟内に作ったディスコにはワクワクした。
その町にもサルサ教室があるという情報があったので受けに行った。
価格はハバナよりも安い¥1,100
そこで教えてくれたはマイレーカさん
教え方が上手だった。
レッスンの組み立てで
サルサのどんなに難しそうな技も
いくつかのベースとなる技の応用だということが理解出来た。技の由来や美徳も教えてくれた。
ここの人達は底抜けに明るかった。
(オレンジのバンダナの女性がマイレーカさん)
トリニダからハバナに戻り
また元の教室に通った。
最初はサルサの新鮮さで気付かなかったが
自分についた先生はどうもやる気がない。
同じダンサーとしては
そんなレッスンで金を取るな
と言いたかったくらい。笑
さてどうしたものかと思った矢先
違うカサの情報ノートにサルサについての記述を見つけたので行ってみることにした。
(アジア人が多く集まるカサには旅人が書き記していった情報ノートがある)
そこはキューバの絵画やお土産を売るお店。
奥の6帖に満たない部屋で
サルサやパーカッションのレッスンをしているという。現在レッスンは¥1,300/h
店主と話すと
サルサの先生は外注なので
その日は受けれず
翌日出直すことになったのだった。
続く。