ゴーと・・・・

GO YAMASHIRO BLOG

ゴーとキューバ

アメリカとの国交正常化が話題になり
現在の姿はなくなるのか
「今行くべき国」
と旅行会社がこぞってとりあげる

 

社会主義、革命、チェゲバラ、

クラシックカー、葉巻、ラム、サルサ、、、

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最近ではキューバに行ったという
知人もちらほらといるし
その手のブログも多々あるが

せっかくなので私を通したキューバを。

 

 

 

 

 

 

行ったことのない国。

 

名前の響きの良さと
本場でサルサを習いたいな

だけで

 

1ヶ月暮らした。


そんな人は他にはいないだろう

 

と思ったら

 

いた。

2人も。

 

マリアッチを目指す大学生
タカシ

ハバナ大学に短期留学する韓国人
フローラ

だ。

 

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この2人はとても興味深い。

タカシは南米を中心とした旅の最中。

ウクレレを弾き、カポエラを踊る。自転車で日本一周をする。ヒッチハイクもする。よく寝る笑

フローラは韓国で俳優の演技指導などを行なっているらしい。行動力がすごい。自分が得た情報は常にノートに書き留める。年齢不詳。

ダンナはパイロット。

 

1ヶ月の大半をこの3人のパーティで過ごした。

 

共通点はサルサ。

 

タカシはメキシコで
フローラは韓国で
サルサを習っていた。

 

そして彼らはスペイン語が流暢だった。
自分はサルサもスペイン語も初心者なので
たくさん助けてもらった。


日中はそれぞれに過ごし

夜はリビングで毎日踊った。
スペイン語の歌を歌ったり。

たまにディスコに行ったり。

 

 

 

ディスコ。

ディスコテカ。


来た当初はディスコに行って
キューバ人と踊りまくる毎日を思い描いていた。けどそれはほとんど実現されなかった。

 

ディスコの入場料は

¥300〜600、中でのお酒は¥300くらい

月給¥2,000の
現地民にとって法外な値段。

 

日本人の感覚だと
月給¥20万で
クラブに行くのに¥3〜5万払う計算。
生活をかけたパーティピーポーだ。

 

歩合制のタクシー運転手は
大学教授より稼げるらしく客引きに必死。

 

現地民のお金だと
¥200弱でお腹いっぱい

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キューバンサンドも同じくらい

 

プリンのホールも¥200

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ビール¥120
マンゴー¥50
ソフトクリーム¥15
バス¥5

 

ちなむと
自分達が泊まっていたカサ(ホステル的な)は
アジア人で賑わう
地域最安値¥1,100/日 朝食・洗濯付

(価格はおおまか)


そんな経済事情ゆえ
ディスコに現地民は少ない。
お金持ちか盛り上げ要員のサルサの先生といったところ。ほとんどが旅行者。

 

フロリダというホテルのバーでは
サルサが踊れることで有名だが
そこは現地のサルサ男先生と
そこに習いに来てる海外のサルサ女生徒達
というのが主な図式だった。


一回だけキューバのストリートダンサーたちと踊れた。

ブラックの太ったおばちゃんとも踊れた。

すごいグイグイ来て、耳元で囁いてたきた。
タカシがニヤニヤしてたから聞くと
「一緒にトイレに行こう」
と言っていたたらしい。
旅に危険はつきものだ笑


それなら
現地民はどこで踊ってるのか?
というと

 

道端。

 

頑張って買ったであろうスピーカーから
爆音でレゲトンを流し踊る。

それが多くの若者の楽しみ方のようだ。
とにかくレゲトンが人気。


海岸沿いの道路をタクシーで飛ばしながら
聴くレゲトンは趣きがあった。

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深夜は

出歩けるほど治安がよく
幼稚園児くらいの子どもも道端で遊んでる(寝ろ)

道端や海岸沿いは若者で賑わう。

何はなくとも友達とつるんで夜ふかすのが楽しい中学生の感覚を思い出した。

携帯電話もWiFiを買わないと繋げない。
(¥150/h)
携帯を使わない生活、これも中学生以来。
2017年にノーインターネット生活が楽しめるとは思わなかった。

 

カサでは世界一周をする夫婦にもあった。
3組も。あれ4組?
話を聞くと今世界一周は珍しいことではないらしい。
でも夫婦2人で仕事を辞め
(旅行中も収入を得られるシステムを持ってる人もいるが)
世界に飛び出る決断力はすごい

 

ちなみにこちらのご夫婦のブログに
http://konbu-bu.com/archives/16713368.html
27カ国目のまったく違う人生を歩んでいる私が


他にも多くの旅人がキューバを選ぶことがわかったし、ハバナ大学に留学する日本人や面白い人といっぱい出会えた。

 

インフラ面でいくと
なんでもある日本とははっきり言って比べものにならないけど
人と接することや自分の持つ素材を楽しめた。
ものを大切に扱う姿勢も感じ取れた。


客引きや冷やかしが多いのは仕方ないし
急に豹変する現地民をみたりしたが


そんなのは気にならないくらい
キューバは面白かった。

 

 

ものがないのに豊かに生きれた。

 


唯一心から不便と思ったのは

 

便座がないこと。

 

自分の生活において
便座のプライオリティーが高いこともわかった。

 

ちなみにハバナ市内の観光は本気出せば
1、2日で終わる。

 

スペイン語を学んでもう一度行きたい。


そんな不思議な国キューバを好きになれたのは
タカシとフローラのパーティで
行動出来たことがとにかく大きかったが

すでにサルサが踊れる2人とは別に

自分は毎日レッスンを受けに行っていた。

 

そこで自分のダンス感に大きく影響を与えてくれた先生に出会えた話を

 

 

 

 

 

次回笑

 

ではアフリカへ行ってきます。